忙しそうな受付
鴨ファット揚げポテト
鴨リゾット
白身魚とチョリソ
壁の中(外?)
 いつも前を通るたびに満員御礼の、壁の向うに見えるこのテラス。一度入ってみたいと思いながら、また前を通る機会があったので勇気を出して一杯飲もうと思った所、今日は満員で予約が無いと無理ですと言われ、敢え無く退散。その後の金曜日、またもやいい天気でテラス日和がきた。昼間に電話で予約。念願のボリス体験だ。

 「壁」をくぐると、外から中へ入ったつもりがまた外へ出た?ような不思議な感じがする。そこは緑が多く、避暑地にでも来たかのようだ。セックス・アンド・ザ・シティの4人のようなキャリアウーマン風の女の子達が集まり、カクテルを片手にガールズトークに花を咲かせていた。この店は、ちょっと飲みに、友達や恋人と訪れる人が多いようだ。

 さてお料理のほうはどうだろう。French fries (duck fat) with Boris’ mayhonnaise(3.75ドル)は、文字通りダックファットで揚げたポテトだ。面白そうなので頼んでみたところ、これといって普通のフライドポテトと変わらない気もするが、それよりも少し重く、ほどよい湿りだ。メインはDuck risotto, wild mushrooms, sage, orange cream sauce(17.75ドル)。鴨がやわらかく煮込まれ、オレンジクリームソースで鴨の甘さが引き立つ。もう一品のPangasius served on cabbage and chorizo(17.75ドル)は、辛いもの好きにお勧めだ。Pangasiusは白身魚。ピリ辛チョリソソーセージとキャベツの炒めの上に、このPangasius焼きが乗って運ばれてくる。 魚の味は臭みもなく食べやすい。そこへチョリソの辛さがパンチを与え、これまたビールの進む味だ。ちなみに16時から19時までハッピーアワーでビール類とサイダーが割安だ。

※18歳以下の方は店内には入れません。テラスへは20時までなら18歳以下の方も入れます。

Boris Bistro(ビストロ)
465 Rue McGill
(514) 848-9575

Square-Victoria
<夏期>
月〜金:11:3023:00 (or later)
土・日:12:0023:00 (or later)
<冬期:ランチ>
月〜金:11:3014:00
<冬期:ディナー>
火〜金:17:0021:00 (or later)
土:18:0021:00 (or later)
取材・文:木内 美喜
過去のレストラン
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