内装は実際見てお楽しみあれ
もっと食べたかった
ラム肉のスープ
子牛のラビオリ
 リバプールハウスは、最近「人気赤丸急上昇」の、Notre-Dame通りに位置し、内装は億万長者の農家をテーマに、カントリー風の家具や農具の傍ら、高級なアート作品等が飾られている。内装を見るだけでもとても興味深い。

 昨年2007年秋、Joe Beefレストランのシェフがその隣にオープンしたこのレストランは、アットウォーターマーケットのすぐ近くにある。メニューは毎週変えられ、マーケットでその時の新鮮な材料からメニューが考案される。

 前菜にcrab cake(17ドル)を。カニの甲羅にカニ肉がたっぷり入ったその上にふんわりクリーム。薄切りパンにトッピングして頂く。クリームとカニ肉がやわらかく混ざり合ってとても旨い。ラム肉のスープ(11ドル)は、ラム肉好きには堪らない。

 メインは子牛のラビオリ(22ドル)を頼んだ。個人的に子牛肉は苦手で自分からは食べようと思ったことが無かったのだが、この店は肉料理が旨いとの評判なので、挑戦してみることにしたのだ。口に入れると、なんと、臭みもなく、野菜と肉が入ったラビオリは日本の餃子に近く、美味しいではないか!少々塩が効いているのが気になったが、お酒を飲みながらだったので良く合い、自分でも予想外に美味しく食べた。

 今読んでいるマクロビオテックの本によると、砂糖、アルコール、カフェイン、フルーツジュース、生野菜サラダの取り過ぎがちな人は、かなり強い塩見を摂ることにより、体のバランスを取り戻すそうである。なるほど、お酒を飲むとき塩辛いものをつまみにするのは、理にかなっているのだ。

 とその時、バーで楽しそうに飲んでいるグループの中に、ヨガの先生発見。店の正面にはランボルギーニの車。客層は様々で、クールに、楽しく、そして美味しく食事を過ごせる場所だ。

Liverpool House(イタリア料理)
2501 rue Notre-Dame
(514) 313-6049

Lionel-Groulx
火〜土:18:00
日・月:休業
取材・文:木内 美喜
過去のレストラン
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