シンプルで、落ち着いた感じの店構え。
 アフガン料理って食べたことがありますか?最近、テレビをつけるとよくニュースや新聞で、その国のことが話題になってるけど、この人達は、一体、どんなものを食べてるんだろう・・・と思いさっそく、レストランを探してみた。

 カナダでは、アフガニスタンからの移民は約20年前にはじまり、彼らの、カナダでの歴史は浅いらしく、レストランの数はまだまだ少ないみたい。その中で私の気に入ったお店は、Duluth通りの、他にもいろんなレストランが建ち並び、特に週末は、ワインボトルを片手にレストランに向かう人でいっぱいになる界隈にある”KHYBER PASS”。

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壁にはいろんな物が飾ってあって、眺めるだけでもたのしい。
 一見、何系のお店かな?という感じの、あたりの他の店と比べたら、シンプルな店構え。中にはいると、アフガン伝統のベストを着たウエイターが席まで案内してくれる。お店の内装もタペストリーや置物など所狭しと、いろんな物が並べてある。ちょっと薄暗いなー、と思って、上の方をみると、石油ランプが天井からさがってて、各テーブルの照明になってた。

 メニューは、スープかサラダ、アパタイザー、デザート付きで$21.95、アパタイザー抜き$17.95。もちろん、別々でも頼めて、スープ、サラダ$3.00〜、アパタイザー$4.00$5.95、メインディッシュ$13.95$15.95、カバブ$13.95$15.95などなど。

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水パイプなどが飾ってあるカウンターの中ではみんないそがしく働いている。
 どんな料理を頼んでも、まず、ナンと数種類のディップがサービスで出てくる。ディップはヨーグルトガーリック、チリ+コリアンダー、など、どれもハーブがたくさん入ってて、あっさり味。おかわりも出来る。その次にきたのが、スープ。スープの底に、ヨーグルトがたまってて、上澄みのスープと混ぜてのむと、濃い味なのに、後味さっぱり。(どこかにあったようなフレーズだけど本当にそのとおり)

 アパタイザーは、蒸したり、揚げたりしたものが多く、インド料理屋でもよく出てくるサモサや(中にはビーフ、ポテト、リーク;ネギのような味のする野菜)、ビーフとタマネギを餃子の皮で包んで蒸したもの(ちょっと餃子に似てる)に、ミントヨーグルトソースがかかったアシャック、なすのガーリック揚げとヨーグルトソースなど。何人かでいくと、頼めば盛り合わせにしてくれる。

メインディッシュは、ビーフ、チキンかラムが網焼きだったり、煮込んであったり、カバブ(肉の串焼き)だったり・・私が頼んだのは、ラムとほうれん草の煮込み料理、サブジ。大きな骨付きのラムがお箸で食べれるくらい、とろとろに煮込んであって、その上に、肉が隠れるくらいの量の、ほうれん草がのってて、それと、三種類の味付けの違うご飯でたべる。結構ボリュームがある。

気さくなウエイター達。
アフガン料理って、インドともそんなに遠くないし、辛いのかと思ってたら、インド料理のように、スパイスがたくさん入っているけど、全然辛くない。(店のオーナーいわく、クミン、カーデメン、コリアンダー、サフランをメインに使ってるらしい。)そして、料理に、油を結構使うけど、スパイスや、ヨーグルトで、とてもさっぱり味。それと、ご飯(日本のお米より長い、パラパラご飯)と一緒に食べるっていうのが、うれしい。

アフガニスタンは文化の十字路と呼ばれ、西はイランを経てヨーロッパへ、東はパキスタンを経てインドに、北は中国と、たくさんの人達がアフガニスタンを通過し、彼らの文化をアフガニスタンに残していったそうだ。アフガン料理はいろんな国の食文化をとりいれてできた料理なんだ!と、店のオーナーが熱弁してくれた。

夏は、テラスでも食事が出来るそうだ。テラスで食事がしたいときは電話で予約した方がいいかも。もちろん、ワイン持ち込みOK。

Khyber Pass
506 Av Duluth Est
(514) 844-7131
Mont-Royal
Sherbrooke
5:00
〜(年中無休)
取材・文:坂井 桂子
過去のレストラン
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