昼間はカーテンが掛かっている
広々としたカウンター
棚にはアンティークの小物が並べてある
 マイルズエンド界隈にベジタリアン、ビーガン料理を扱うカフェがある。元々薬局だった場所をカフェに改装したということ、身体に良い健康食品を扱う、という薬屋と着想が同じ理由から(?)カフェの名前はファーマシーエスペランザ。

 店内には薬局時代の木製の陳列用ガラスケースを、そのまま残してあり昔の面影が漂う。さらに置いてある椅子、テーブル、カウチ一つ一つが全部アンティークなので時間をトリップしたような気分になる。ゆっくりした時間が流れる雰囲気の中でお客さんは、自分の家のように何時間もここで時間を過ごす人が多い。子供連れは特に大歓迎だそうで、デパートの大食堂のように子供用の椅子が用意されている。

 扱う食材はすべて有機食品。ここの人気はサンドイッチ、ブリトー$6.75。サンドイッチは、外がぱりぱりで中がムチムチしたパニーニ風のパンでホットサンドを作る。種類はベジパテ、豆腐又はゴートチーズ等があり、好みでチーズ、サラダ$0.50〜$3.00等を付け足せる。

 私が頼んだゴートチーズサンドはたっぷり入ったゴートチーズの上にほうれん草、アーティチョーク、オリーブ、マスタードが入っている。パンの暖かさでとろけたチーズが一口食べるたびに脇からこぼれ落ちそうだ。マスタードの辛さがオリーブの塩辛さと合って飽きさせない味だ。ブリトーは黒豆、卵が入ったのを頼んだ。普通の2つ分くらいある大きさだ。具自体は大したことはさそうなのに濃厚な味。サルサとヨーグルトの2種類のディップとチップスが付いてくる。他には卵の変わりに米、豆腐、サラダが入った種類もある。

チーズたっぷりのゴートサンドイッチ
 日替わりのスープ$4.00。私が行った日はクミン等のスパイスの利いた、豆っぽいゴロゴロした食感のスープだった。店内が薄暗いため色などはいまいち分かり難い。ベジチリディップ$4.00(チーズ入り$5.00)。豆、野菜がゴロゴロ入っていて食べ応えがある。肉のブイヨンが入っているかと思うほど味が深い。他には朝食からスペシャルブランチ11:00〜(週末のみ)も手がけていて、いつ行っても楽しめる。

 デザートの種類は幅広くて小麦を使ってない”ヘルスクッキー”、ナッツが沢山入ったマフィン、ケーキ$1.25〜$5.25等すべて手作り。ブラウニー$3.50を試したら生姜、クローブが入っていて生姜湯を食べたような後味だった。飲み物$1.50〜$3.50はハーブ茶が30種類以上(有機栽培)豆乳、有機牛乳を使ったカフェオレ等がある。

 ガラス張りで冬は霜が降っていて外からは中が殆ど見えないが、中は意外と広い。部屋が2つあって表が禁煙席、裏側が喫煙席になっている。部屋の間にドアがあるので表に座っている人は煙草の煙で迷惑することはない。裏は食堂件アートギャラリーになっていて、映画鑑賞会やバンド演奏などが開かれている。この日は小学生の兄弟のバンドが演奏していた。親戚一同が観客で来ており、微笑ましい光景だった。

Pharmacie Esperanza(ベジタリアン料理)
5490 St-Laurent
(514) 948-3303

Laurier
Rosemont
月:休業
火〜日:8:30AM1:00AM
取材・文:坂井 桂子
過去のレストラン
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