コーンミール
今月の食材:コーンミール

スーパーの粉類を売っているところ、もしくはイタリアンの食材店にあります。西洋では主に甘くないマフィンやお菓子に利用されているようで、アメリカのコーンブレッドが有名で、コーンミールを使うと独特の歯ごたえと素朴な味がします。
利用法その(1):ポレンタ
ポレンタ
材 料

コーンミール…1カップ 水…2カップ お好みで塩…少々

作り方
  1. 鍋に水を入れて沸かす。
  2. 沸騰してきたらコーンミールと塩をいれて、泡だて器でしっかり混ぜる。
  3. 餅のようにある程度粘ってきたら、ヘラに持ち替えて好みの硬さになるまで混ぜる。
  4. 木製まな板か平らなお皿の上に乗せて、ナイフで好きなだけ切り取って食べます。
もっちりしたこの感触とシンプルな味は日本人好みだと思います。ポレンタはご飯やパンの代わりで、主食のように添えて食べます。例えば野菜のトマトソース煮込み、パスタソース、カレーなどと一緒に食べるといいかもしれませんね。

ポレンタを平たい容器に入れて覚まして、その後冷蔵庫に入れると少し固まります。それをスライスして油を引いたフライパンで焼くと、ちょっとしたスナックにもなります。
利用法その(2):コーンミールグラタン
コーンミールグラタン
材 料

ポレンタ…上記分量 挽肉…200g にんじん…半分 セロリ…半分 たまねぎ…半分 にんにく…1かけ 塩・胡椒…少々 ハーブ類…少々 トマトソース…1/2カップ ピザ用チーズ…適量 パプリカ粉末…少々 ホワイトソース…(バター30〜40g、小麦粉 大さじ2〜4、牛乳2カップぐらい、ブイヨンの粉末少々)

作り方
  1. 野菜類をみじん切りにしておく。
  2. 温めたフライパンににんにくとたまねぎを入れて炒めて、その後にんじん、セロリを入れて炒める。その後挽肉も加えて、塩コショウ、ハーブ類を入れて一緒に炒め、最後にトマトソースを混ぜて耐熱容器に入れておく。
  3. ポレンタを作って、炒めた具が入っている耐熱容器の上から層になるように入れて平らにならす。
  4. ピザ用チーズを上から好きな分量をかける。
  5. ホワイトソースをさらにその上からかける。
  6. 最後にパプリカをふりかける。
  7. 200℃に温めておいたオーブンで30分ぐらい焼く。
作り方(ホワイトソース)
  1. 鍋にバターと小麦粉を入れてクリーム状になるように混ぜて、牛乳を少しずつ加えてのばして、最後にブイヨンで味を調える。酒、にんにくのつぶしたもの、スープの素、塩、胡椒、チーズを入れてゆっくり混ぜる。
間にトマトのスライスやナスのオーブン焼きを挟んでもおししいかなと思いました。パテシノワに似ているので、ケベコワにもうけると思います。
利用法その(3):アメリカンドッグ
アメリカンドッグ
材 料(1)

コーンミール…1/2カップ 小麦粉…1/2カップ ベーキングパウダー…小匙1 塩…小匙1/4

材 料(2)

溶かしたバターかマーガリン…大匙1 卵…1個 牛乳…100〜200cc

材 料(3)

ミニウィンナー…適量 揚げ油…定量

作り方
  1. 材料(1)と材料(2)をそれぞれに分けて混ぜ合わせておく。
  2. しっかり混ざった材料(2)に材料(1)を少しずつ混ぜていく。生地の硬さは泡だて器にべったりくっついてくるぐらいの硬さで。※軟らかすぎると生地を絡めにくい。
  3. 揚げ油を180℃くらいに熱しておく。
  4. ウィンナーに串または楊枝を刺す。
  5. 楊枝部分を持って生地が満遍なくつくように絡める。
  6. 油が温まったら、こんがり狐色になるまで揚げる。
こちらではアメリカンドッグは「ポゴ」という名前だそうです。小さい一口サイズで、サクサク食感が懐かしいです。子供のおやつなどにもどうぞ。
文:木下 直子
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