今月の食材:蕎麦粉Backwheat Flour / Farine de Sarrasin

日本でお馴染みの蕎麦の原料です。粉類を置いてあるところやナチュラルショップにあります。
利用法その(1):蕎麦粉クレープ
甘くなくヘルシーなお食事クレープです。

材 料:約12枚分

蕎麦粉…200〜250g 小麦粉…大匙1 卵…1個 水・牛乳・豆乳…合わせて500cc(割合はお好みで、水だけでもOK) 溶かしバター又はサラダ油…20g(約大匙1) 塩・胡椒…少々

その他のお好み材料
とろけるチーズ、ハム、ソーセージ、グリルチキン、目玉焼き、サラダ菜、アボカド、アスパラガス、マッシュルーム、マヨネーズなどお好みで。

作り方
  1. 粉類を混ぜて、卵・水・牛乳・豆乳・塩・胡椒を混ぜ合わせたものを少しずつ加えながら混ぜる。
  2. 全体が混ざったら、溶かしバターもしくはサラダ油を混ぜてなめらかにする。
  3. クレープを焼く要領で、両面薄く焼いていく。お玉の底でぐるっと回しながら広げてもOK。
  4. 焼いた生地にチーズなどを置いて巻いていく。カリッと生地表面が仕上がれば出来上がり。
利用法その(2):手打ち蕎麦
やはり日本人に馴染み深い手打ち蕎麦から。少し手はかかりますが、市販の蕎麦よりも手作りの味わいがあって、作る工程もなかなか楽しいですので一度お試しください。ケベックの人は蕎麦を打ったりすることがないと思うので、一緒に作れば楽しい体験になると思います。

材 料:約4人分

蕎麦粉…400g 強力粉か中力粉…100g 水…200〜250cc 打ち粉用蕎麦粉…100〜200g

作り方
  1. ボウルに入れた蕎麦粉と強力粉(中力粉)をかき混ぜて。粉の真ん中にくぼみをつけて水を少しずつ入れてはパン粉状になるまで手でかき回していきます。
  2. 混ざったら耳たぶぐらいの固さになるまで捏ねます。軟らかくなりすぎないように注意しましょう。捏ねるときは真ん中に向かって上から押し込んでいくような感じです。100回以上は捏ねますが、腕が疲れるようならジプロックのような厚めの丈夫なビニールに入れて、足で踏んでもいいかもしれません。
  3. 捏ね終わったら打ち粉をたっぷり引いた台に置いて麺棒で平らにのばしていきます。何度か巻きつけたり広げたりしながら1〜2ミリぐらいの厚さまでのばしていきます。
  4. 広げた蕎麦にしっかり打ち粉をして、包丁の長さに合わせて畳むごとに打ち粉をし、千切りの要領で端から切ります。
  5. 大きめの鍋にお湯を沸騰させて、2人前ぐらいの要領で茹でます。煮こぼれそうになったらお水を少し足しましょう。
  6. 茹で上がった蕎麦をすぐに冷水で洗ってぬめりを取り、水切りします。
参考
つけ汁の場合(約2カップ分):醤油 大5、みりん 大3、砂糖 大1、だし 1.5カップ)
かけ汁の場合(約4カップ分):醤油 70cc、砂糖 10g、だし 3.5カップ)

友達とわいわい言いながら作りました。見た目はもちろんお店で食べるような蕎麦にはなりませんでしたが、打ちたての蕎麦をすぐに食べられたのがよかったです。温かいお蕎麦にする場合はお好みで刻みネギや天ぷらなんかがあるといいですね。残った蕎麦は冷凍保存して、別の日に細かくしてご飯、みじん切り残り野菜と混ぜて、変わり蕎麦飯?を作って食べました。
文:木下 直子
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