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エンダイブ(Endive)

今月の食材：エンダイブ (Endive)

スーパーの野菜売り場にあります。冬の終わりを告げる野菜で、独特の苦味があります。根の部分はコーヒーなどの風味付けや代用品などにも使われるそうです。イギリス系文化圏ではチコリ、ラテン文化圏ではエンダイブと呼びます。

利用法その（１）：エンダイブのグラタン

エンダイブのグラタン

材　料

エンダイブ…６個　ハム…６枚　バター…２０～４０ｇ　牛乳…４００～５００ｃｃ　小麦粉…大匙２　チーズ…４０～５０ｇ　塩・胡椒…少々

作り方

エンダイブを沸騰した直後の蒸し器に入れて５分～１０分蒸す。
クリームソースを作る。鍋にバターを入れて溶かし、中火で小麦粉を焦げないように炒め、牛乳を少しずつ加えながら泡だて器で混ぜる。
蒸し上がったエンダイブをハムで巻く。
耐熱容器に並べて入れて、クリームソースをかける。
１７０℃のオーブンで３０分ぐらい焼く。

利用法その（２）：エンダイブのボートサラダ

エンダイブのボートサラダ

見た目が小さくてかわいいので、お客さんが来るときにちょっとおしゃれなサラダとしてどうでしょうか？苦味がきついかな？と思われる方は、ドレッシングや塩・胡椒を上から少しふりかけてみてください。今回はしなかったのですが、スモークサーモン＋クリームチーズ、ツナマヨネーズ、生ハムの組み合わせもいいかなと思います。

材　料

エンダイブ…１個　アボカド…１個　レモン汁…小匙１　卵…２個　マヨネーズ…大匙２　塩・胡椒…少々　ハーブＭＩＸかパセリのみじん切り…少々

作り方

エンダイブの底を少し切り落とし、葉を一枚一枚丁寧にむく。
アボカドは皮をむいてレモン汁、塩・胡椒をかけてディップ状にする。
ゆで卵を作ってみじん切りにし、マヨネーズ、塩・胡椒、ハーブＭＩＸかパセリのみじん切りを混ぜる。
エンダイブの葉に２と３を乗せる。

利用法その（３）：エンダイブとオレンジのサラダ＋パスタ

エンダイブとオレンジのサラダ

ガーリック、エンダイブ、海老、ドライトマトのパスタ

簡単ですが色合いもきれいで、エンダイブの苦味、オレンジの甘味、バルサミックの酸味が絶妙な組み合わせです。写真のサラダは、冷蔵庫にアスパラガスが残っていたので、こちらを電子レンジで2分ほど加熱して加えてみました。

材　料

エンダイブ…３個　オレンジ…１個　バルサミックビネガー…小匙１～２

作り方

エンダイブを一口サイズに切る。
オレンジは皮を剥いて、袋からオレンジの果肉だけを取り出す。果汁も使用するのでボールの上で作業するとよい。
エンダイブとオレンジ、バルサミックビネガーを混ぜて出来上がり。

エンダイブの素材の味を生かすなら、加熱しないほうがおいしいかもしれないですが、私は和食で白菜の代わりに炒め物、煮物や味噌汁なんかにも使っています。今回は一品、ガーリック・オイル系パスタの具を、エンダイブ、えび、ドライトマトにしてみました。さっぱりしていてエンダイブの苦味が残っていていい感じです。みなさんもいろんなエンダイブ料理にチャレンジしてみてください。

文：木下　直子

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